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岩手県医師会産科医療対策検討会の中で「助産師外来、あるいは院内助産所を開設、運営するにあたって実務する助産師の医療技術や熱意に差があり、この問題を解消するために再教育のカリキュラムを作成する必要があるのではないか」という意見を受けてこの検討会が開かれた。当面は院内助産所ではなく助産師外来の開設を主眼として活動することに出席者の意見が一致。助産師外来を立ち上げるに当たって「標準的な助産師外来」とはどのようなものかということをこの会で検討することから始める事とした。具体的には、先駆けて助産師外来を開設している県立釜石病院のシステムをたたき台に、当検討会の中で作られたワーキンググループによって助産師外来の大まかなモデルを築き、あらためてこの検討会に提出する事とした。
「標準的な助産師外来とはどういうものか」を助産師外来を開設する予定の各施設に示すためにガイドラインを作成することとなった。具体的なガイドラインの作成は助産師会、看護協会それぞれに案作成してもらい、次回のワーキンググループでそれぞれを検討し、最終的なガイドラインとする予定。
岩手県の実状を勘案して助産師会の作成した助産師外来のガイドラインを検討した。要修正、要付加部分はあるが概ね岩手県の実状に合ったガイドラインであると意見が一致し、修正後のガイドラインを9月に行なわれる産科医療対策検討会に提出する。
諸報告の後特別講演として佐野病院(神戸市)産婦人科部長三浦徹先生と同病院助産科石村朱美助産師による講演会「助産科誕生」が一般講演として開催された。院内助産システムが注目されている今、県内各地や隣県からの助産師もこの講演会に多数出席し、院内助産システムのさきがけである両氏の講演に聞き入った。三浦先生は院内助産システム設立までの経過やフィロソフィーを、石村助産師は院内助産システムの実際をのべた。
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